拝啓 多島斗志之様。
★家族の方の捜索ブログ★
【基本情報】
失踪人名前 : 鈴田恵(作家名:多島斗志之)
失踪前住所 : 京都府伏見区深草/一人暮らし
最終目撃場 : 12月19日AM9時すぎ 京都「新都ホテル」フロント
予想の格好 : サファリ帽子を愛用してたのでかぶっている可能性大、メガネ着用
体格、特徴 : 身長170cm前後、やせ型、
右目失明しているが眼帯などはしていない
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多島斗志之さん、先日久しぶりに貴方の本を手に取りました。そして次の日、貴方が19日から京都で失踪していると聞いて、大変驚いた次第です。今どこにおられますか?京都も寒いと思います。庄内はだいぶ雪がとけましたが寒い風が吹き荒れています。失踪先に東北は入れないほうが良いと思います。
12月24日の読売新聞。貴方の書いた小説が広告に出ていました。「クリスマス黙示録」 1990年、双葉社から出た超一級サスペンスでしたね。もう20年もたつのですね・・・・。映画化にもなったような記憶があります。
直木賞候補になった「不思議島」 もうこれはなんといったらよいのか、ミステリの醍醐味を味わえる技アリの作品でした。「海賊モア船長の遍歴」は素晴らしい海洋冒険小説で、マンガのワンピースが好きな方ならハマルの間違いなしです。中公文庫で出たときは感動でした。友人にすすめたら おもしろい!と読んでくれました。「海上タクシー〈ガル3号〉備忘録」は酒田市立図書館から借りて、夢中になって読んだ思い出があります。今でも図書館にあるでしょうね・・・・。
あと!忘れてならないのが「症例A」ですね!ついに本気をだしたかと思わせる分厚いハードカバー。好きな作家の作品を読む時ほど、読み終わりたくないものです。どんなにぶ厚くてもよいのです・・・・。読み終えたら読者は、いつ出るかわからぬ次の作品を待ち続けるのです。
このように貴方の作品は、本のおもしろさを多くの人に十二分に伝えてくれました。まさにミステリの名手と呼ばれるにふさわしい方だと思います。24日の読売新聞 双葉社の広告は多島さんの作品を読んで、楽しんでくれる人が1人でも増えますように・・・・そして何より多島さんに見てもらいたかったのではないでしょうか。(双葉社さんはどのような気持ちで広告を出したのでしょうか 失踪とは偶然でしょうか?)
近年、残った片目の容態が芳しくなかったようですが、もし両目が見えなくなったとしても、これからの人生を家族と過ごしていただきたいのです。失踪という形で、作家人生を終えて欲しくないのです。誠に勝手なお願いですが、できれば年内には元気なお姿を見たいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。
北の国のファンより
症例A (角川文庫)
| 症例A (角川文庫) 著者:多島 斗志之 | |
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海賊モア船長の遍歴 (中公文庫)
| 海賊モア船長の遍歴 (中公文庫) 著者:多島 斗志之 | |
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離愁 (角川文庫)
| 離愁 (角川文庫) 著者:多島 斗志之 | |
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