厨房を作る場所を確認します。大工さん(でぇぐさん)が小上がりを作ってる間に、厨房の足元を作らねばなりませんでした。
厨房を作る基準ってどんなんだろー?さっぱりわかりませんでしたので、庄内保健所生活衛生課に行き、取り決めを聞いてきました。食品を扱う営業は34業種だそうで、はくさんは飲食店営業になります。
飲食店営業の施設基準を抜粋するとこんな感じ。
・調理室と客席は仕切りにより一定の区画がされていますか。
・手洗い設備の受け皿はL-5(30cm×40cm)以上ありますか。消毒設備・ペーパータオルなどはついていますか。(トイレについても同じ)
・流しは最低2槽以上ありますか。
・食器戸棚に硝子扉等はついていますか。
・冷蔵庫に温度計はついていますか。
・まな板および包丁は魚介類用・野菜類用・生食用などそれぞれ専用のものを備えてありますか。
・窓に防虫網はありますか。排水溝にはねずみを防ぐ設備はありますか。
・廃棄物容器は蓋がありますか。耐水性のものですか。
こんな感じ・・・です。業種によって他の基準があります。
長々と書いてしまいましたが・・・意外に思ったのは、調理場の面積はこのぐらいないといけない、という決まりがないことでした。上記の決まりを守って、清潔にすればまず大丈夫です。
しかしこの決まりはあくまで保健所の決まりです。防災の決まりでは、調理場から裏口にすぐでれるようにしなければなりません。厨房内の設備を依頼した会社では、図面を作ってくれますので、何度も往復して厨房内の間取りを決めていきます。
厨房内の間取りを決めるとうことは、何をドコに置くか決めるということでもあります。水道の立ち上げ、ガスの元栓、流しの位置・・・ だいたいの位置が決まります。どのような料理をだすかにも関わってくるので大事。調理場で人が動く流れも考えながら、設備の配置も決めていきます。はくさんの場合は何も無いところに作らねばならないので、だいぶ悩みました。
そんなわけで、施設全体の工事着工前に図面をもって庄内総合支庁 生活衛生課食品衛生係へ行き、許可を得ます。
許可を得たので、ブロック積んで・・・
配水管も見えます。コンクリートを流す前に設置します。
コンクリートを流した後です。配水管が立ち上がってるのが見えますね。
うーん、どうなることやら・・・。
最近のコメント